受講生だけの
特別座談会

ーパラを続けている理由を教えてください。

昭彦:皆さんはそもそも、何に悩み、何を求めてパラに入られたのですか?

万紀子:私は声が小さいとか通らないという指摘を受けることが多く、それを改善したかったというのが、きっかけの一つですね。

めぐ:どんな場面で指摘されたんですか?

万紀子:10年くらい続けた末に最近辞めたスピーチのクラブで「内容はいいんだけど声がね」とか「自信がないように見えるよ」とか「マイクがあればいいんだけどね」と言われました。
それからカフェや居酒屋でみんなで話していると、私の声だけ通らないことが多かったんです。

慶紅:それはよく聞きますよね。オーダーが入らないって(笑)

めぐ:パラに通い始めて何年か経つと、どんなにうるさい居酒屋でも一回でオーダーが入るようになりますよね。むしろ「お客様、ちょっと声を落としていただけますか」と注意される(笑)

万紀子:さらに以前は、私の意見は通らないのに、同じことを隣の人が言ったら「それいいね!」という悔しい思いもしましたね。

昭彦:それは悔しいですね…。たくみさんはいかがですか?

たくみ:実は僕、朝大(丸の内朝大学)の出身なんです。2013年頃でしょうか。身近に「イケメンではないけど、声がカッコいい上司」がいまして、お客さんの信頼を得て営業成績もいいんですね。それで、声も人からの信頼を得るための一つの武器になるんじゃないかと思い、朝大に通っていました。その後に営業からは離れましたが、最近また営業や製品管理など人前に出る仕事が増えてきています。
以前は土日に友達とお酒飲んで過ごしていましたが、「このままだと何にも身にならないなぁ、何か新しいこと始めたいな」と考えた時に数年ぶりに思い出したのがパラだったんです。

昭彦:通い始めてから何か変わりましたか?

たくみ:周りの方のレベルが高いので、自分もそこについて行っていることが自信につながっているとは思いますね。1年ちょっと無欠席だったことも自信になりました。あと、偶然かもしれませんが、今年くらいから講演など人前で話す仕事が増えてきていまして、良い方向に行っていると思います。来週も大阪で講演をします。

昭彦:講演は依頼されたんですか?

たくみ:社内的なイベントではありますが、そうですね。

昭彦:それはすごい!クラスメイトの愛さんはいかがですか?

愛:私はホームページにあった『本当の自分の声とは』という言葉が自分の中でヒットしてしまい、それを知りたくてたまらなくなりました。そこからは行動が早かったですね。そもそもホームページを見たきっかけは、ある本にパラのことが紹介してあったことです。私も最初は「1年くらい通えばいいかな〜」という感じで始めたんですが…ハマってしまって、身体のことや声のことをもっと深めたくなりました。

昭彦:愛さんはもともと声に悩みがあったんですか?

愛:今はこのくらいの声が出ていますが、前はもっとボリュームが小さかったし、呼吸が浅かったので、早口で喋りすぎて聞き取りにくかったと思います。今思うと最初の体験クラスで発声した時は、すごくスピードが速かった気がします。

めぐ:声が出始めると、だんだん早口では話せなくなってきません?急げなくなると言うか、なぜか不思議と。愛ちゃんの早口って今では想像できない(笑)

慶紅:ちなみに、何という本にパラの紹介が書いてあったんですか?

愛:佳川奈未さんの『スピリチュアル・ミッション』です。その本を手に取ったのも偶然だったのか必然だったのか…。私がよく行く地元の本屋さんに金曜の仕事帰りに寄ったら、ふと目に入りました。その場でその本を買って帰りたくなり、すぐに読んでみたんです。そして次の土曜にはパラの体験レッスンに申し込んでいました(笑)体験レッスンを受けて、2日後には入学を決めましたよ。

慶紅:愛さんに最初お会いした時、目がキラキラしていて、すごく印象的だったのを覚えています。

愛:私にとっては衝撃的に「やりたい!」と思った、いい出会いだったんですよね。

慶紅:出会いって本当にいろいろですよね。私のことを話してもいいですか?
私はブログに記事を書いていて、ある時ふと降りてきたテーマが「パーソナリティーと声」だったんです。それでネットで調べていたら、パラが出てきました。ホームページにあった“推薦の声”のページで、ラジオパーソナリティーの青山悌三さんの文章を読んで、「楠瀬誠志郎ってどんな人?会ってみたい!」とただそれだけで。申し込む時も「楠瀬さんにお会いしたいので、この方のレッスンで」とお願いしました。

めぐ:「パーソナリティーと声」というテーマが降りて来る前から、声のことには興味があったのですか?

慶紅:20年近くパーソナリティーやアイデンティティについて研究しているので、毎日いろいろなテーマが降りては来ますが、特に声に興味があったわけではないかもしれませんね。
だから当初は「楠瀬さんて、素敵な人だな〜」で終わりだったんです。「楠瀬さんに直接レッスンしてもらうとおいくらですか?」と聞いたら1回5万円で「あ、無理、やめた」って(笑)

めぐ:それなのにパラに入学されたのはなぜですか?

慶紅:一緒に体験を受けた横浜の病院にお勤めの婦長さんが、毎週、御茶ノ水の大学で講演をしていて、声を使う仕事なので参加したとおっしゃっていて。「あなたもやってみなくちゃわからないじゃない」って言われたの。でも、その方は入学してみたらいなかったんですけどね。

めぐ:慶紅さんを導くためだけに現れたキーパーソンだったんですね(笑)
美里さんは?

美里:私は同僚に誘われて楠瀬先生の体験レッスンを受けました。きっかけは、もともと歌ったり、絵本を読んだり、朗読したりするのが好きで。歌手の方って有名なスタンダード曲を自分らしく歌っていますよね。自分もそういう風になりたいなと。看護師として子どもの看護をしていたのですが、病棟でギターを弾きながら子ども達と歌ったりしていました。今は子育て中なので、わが子と歌っています。ジャズも好きで、ライブハウスでサーブの仕事をしていた時代もあり、仕事中にプロの方の歌を聴いて憧れていて少しでも近づきたいなと思ったんです。

昭彦:誠志郎先生のことはご存知だったのですか?

美里:楠瀬先生のことは、体験レッスンの評価シートにサインがあって初めて気づきました。あの「ほっとけないよ」のドラマ観てた!って。レッスンでは初めてお会いして、ひと言ふた言しか話していないのに、すべてを見抜かれたという気がしました。労いの言葉をかけてくださったのにも涙が出そうでしたね。すごく空気が良くて。ちょうど今の会社に勤めて10年目になり、家族や職場での人間関係を良くしたくて、たくみさんのように信頼できる人になりたいなって思いながら、自分を整えるために通っています。

めぐ:とものりさんはいかがですか?

とものり:私は趣味で合唱団に入っていまして、バスのパートなんです。練習で、ある人に「バスは声が汚い。不潔だ」と言われてすごく悔しかったんですね。それがあまりにも悔しくて、見返してやろうと思い、最初は他のボイストレーニングの教室で先生と一対一で学びました。確かに歌は上手くなったんですが、毎回同じことをやっていて、フィードバックも同じようなものしかもらえず、限界を感じました。そこで、パラの体験レッスンに出てみたんです。

昭彦:他のスクールからパラに移ってこられたんですね。

とものり:今でもはっきり覚えていますが、楠瀬さんから「あなたにとって、声とは何ですか」と聞かれ、「自分を表現する手段」と答えました。その時に自分にとって声は手段として大事なものなんだと腑に落ちました。また、体験レッスンで1番2番(独自メソッドの用語)を押されて激痛が走ったけど、その後にちゃんと声が出るようになったので、今までは声を出すテクニックを学んできましたが、声を出す身体を作ればもっと良くなるんじゃないかと思ったんです。自分は身体がすごく硬いので、もし身体が柔らかくなったら、きっともっと声が出るっていう確信を持つことができました。

めぐ:福姫さんはどのようなきっかけで入られたのですか?

福姫:私は落語をしているので、そのためというのが一番大きいです。2017年の10月くらいに、とものりさんに「僕ボイトレ行ってるんだけど、いいんだよね」と言われて、その時はスルーしちゃったのですが、また今年の春くらいに聞いた時にはピンときて、すぐに楠瀬さんの体験レッスンに行きました。その時に「じわ〜」っときました。先生にいろいろなところを押されて、すっごく痛かったんですけれど(笑)帰宅して落語の練習をしてみたら声が出るようになっていたんです。

昭彦:僕もそうでしたが、体験レッスンですぐに声の変化を感じる方は多いですよね。

福姫:これは続けたらいいんだろうけど、受講料がちょっと高いな〜と思いました。その後さらに、景子先生の体験レッスンに行ったらやはり良くて、半年だけ通ってみようと決めて今に至ります。声を大きくしたいということが一番大きな理由でした。広い会場でマイクなしで喋り続けられる声になりたいんです。通ってよかったなと思っています。