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歓びを与え、正直者になる声の響き

「すべての人に歓びを」

ブレイヴォーパラの理念の冒頭です。

「歓び」という漢字の由来は、古代中国、鳥が神様の考えを伝えるものとされ、鳥占いが行われていたことに遡ります。日本の神社の鳥居にも、鳥という字が使われていますね。
古代文字では、特別に崇められた鳥以外は、すべて「隹」の形をしています。それは「進」「推」「唯」など、私たちが日頃から慣れ親しんでいる漢字にも含まれています。「進」は進軍させる際に鳥占いをし、神様の意思をきいて前進させたことを表し、そこから「すすむ」という意味になりました。

そして、「歓」にも「隹」があります。
旧字は「歡」で、左辺上部は羽と目で、左辺は大きな鳥を表します。
右辺の「欠」は口を開いて立つ人を横から見た姿なので、「歓」は鳥の前で声を出して祈る姿なのです。そして、こうして祈り、その願いが実現したよろこびを、「歓び」と表現しました。

冒頭の理念は

「必ず願いが叶う声の響きを、すべての人に取り戻していただく」

ということでもあります。
先日の響舞で12回目の公演を行った第一部の演目、Breavo-paraの教材でもある「カピュムとパピュム」では、「必ず願いが叶う響き」を持つ少年としてカピュムを描いています。
それは、本来誰もが生まれながらにして持っている響きです。

カピュムは大好きなおばあちゃんの声の響きを取り戻すために、願いを声に響かせ、道を切り開いていきます。
そんな願いの奥にある想いに、物語の中の登場キャラクターたちは動かされていきます。
その願いの背景にある想いがとても大切なのです。

「何のために」「誰のために」の願いなのか。
僕たちの住む現実世界では、願いというのは、夢のようなことばかりではありません。日常にいつでも存在しています。

そして、「みんな正直者になる響き」を持っている少女パピュム。
それも、本来誰もが生まれながらにして持っている響きです。

日常において、自分に関わる相手は何を感じているのか。

相手を想い、自分の感じたことを言葉にして響かせる。
本当の自分の声で、その想いを響かせる。
そして、相手の言葉に込められた想いを汲み取り、何を感じたか、また言葉にして響かせる。
こうして相手を想うことからはじめ、自分の想いも伝えていく。

自分自身が正直になることで、はじめて相手も正直になります。
相手を想い、正直に伝え合い、共にわかりあうために響かせる。
正直者同士が共に助け合うことで、身近な願いから自然と成就していき、それはやがて大きな願いとしても成就していくことでしょう。
そんな歓びを、みなさんに持っていただきたいと思っています。

本当の自分の声を、周りの大切な人のために使ってみませんか?

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