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自分の声に耳を澄ます

アヤ1

響塾の文子です。

まずはリハーサルのレポ。
曲の中に描かれた様々な情景を歌い分けるよう心がけながら「手のひらにのせた夏。」を全員で通し。ミハルコさんのソロが、豊かな弦楽器の調べのように心地よく…それに引っ張られるように皆の描く情景がひとつにまとまっていくのを感じました。

響塾は不思議な集団です。ブレイヴォーパラの最上級生クラス風に、毎年の響舞では楠瀬先生オリジナルの新作を演じさせていただいていますが、決して全員歌がすごく上手いわけでも、身体能力がとび抜けて高いわけでも、奇跡のビジュアルなわけでもなく(あ、皆ゴメン)…。だからいつまでたっても音程があやしかったり、振り付けをなかなか覚えられなかったり、舞台当日に目標体重になれたためしはないわ、張り切って練習していれば肉離れにはなるわ…って、全部自分の話ですねスミマセン。でもこんな私がほどよく馴染むくらいに全員デコボコしています。そんな老若男女デコボコ集団が、公私の時間を懸命にやり繰りし、笑って泣いて励まし合いながらひとつの舞台に挑んでいく日々がとても愛しいです。

思えばブレイヴォーパラの門を叩いたのは自分の声が嫌いだったから。録音された自分の声を初めて聞いた時、ショックを受ける人は少なくないはず。私もその一人でした。なんて薄っぺらで、通らない声!その上大勢の人の前で話そうとすると喉が詰まり更に声が出なくなる…改善のためにと通い始めたブレイヴォーパラで、10年近くたった今でも、劇的な変化を感じたことは実はありません。

でも気がつけば自分の声が少し好きになって、自分の声に耳を澄ますことができるようになっていました。そしてほんの時たま、思いがけず声を褒めていただくこともあり…何かが変わったのかもしれないなぁと幸せに感じます。

響舞では、そんな私が 苦手だった「歌うこと」を楽しんでいる今をお見せしたいです。
観る方の心に何かを残せるよう、頑張ります!

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