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正しい「呼吸法」が美しい響きを導く!

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発声は、呼吸と密接に関わりあっています。発声は呼吸なしには成り立ちません。多くの人が、十分な呼吸を伴わずに声をだしています。呼吸不足が「聞き取りにくい声」という悩みの大半の原因を作っているのです。呼吸量を増やすことが、美しく響く声を作る基礎となります。響きを導くための正しい呼吸法を身につけましょう。

1.鍛えるのではない!

私たちがお伝えしている発声法では、筋肉をゆるめ、骨と筋肉を振動させて音をだします。できるだけ筋肉を緩めることで、骨に響かせた声を、さらに筋肉の振動で増幅させます。そこで、まずは身体の力をぬいて、筋肉の緊張をゆるめ、深く呼吸することを身体に覚えさせます。

肺活量も響きに大きく関係していますが、これは改善することができます。肺の周りの筋肉の緊張をほぐし、肺が無理なく広がるとおのずと息が入るようになります。

ポイント:楽な状態で出す声は、無理がなく疲れません。

 

2.吸うより吐く!

呼吸の基本は腹式呼吸。腹式呼吸とは、胸は広げずに、横隔膜は下げて息を吸い(お腹は出っ張る)、横隔膜を上げて(お腹は引っ込む)息を吐く呼吸の方法をいいます。それには、まず意識して吐くことから始めて下さい。

まずは思い出したときだけでもかまいません。おへその下のポイントを意識して、そこを絞るようにしてまず息をゆっくりと長く吐き出します。吐ききったら、一瞬息をとめてから吸いはじめます。この時、自然に胸に深く空気が流れ込んでくるのが実感できます。

ポイント:吸うより吐くをまずは意識しましょう!

 

3.深い呼吸が大切!

聞き取りにくい原因は「息の不足」です。
呼吸には「息を吸う」、「息を止める」、「息を吐く」の3つのアクションがあります。あらゆる発声は、この3つの呼吸のプロセスに沿って成り立っています。

・息を吸う:息を吸うときは、話す内容を考えながら緊張を高めていきます。
・息を止める:吸いきったとき、一瞬息を止めて勢いを高めていきます。
・息を吐く:次に、息を吐きながら、緊張が緩む瞬間に発声します。吐く息と一緒に発声することを忘れずに。

ところが、多くの方が息を止めて発声しています。少ない呼吸量でたくさんのことをしゃべろうとすると、早口になりがちです。

声が震える、出にくい、裏返る、語尾が不明瞭などの多くの原因は呼吸の浅さにあります。

ポイント:呼吸を深くすることで響きにつながります。

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