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大きいだけじゃない!部下を育てる上司の声

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これまでも「話の内容」や「話す相手の立場」に合わせて、声の使い分けをお伝えしてきました。今回は職場でのコミュニケーション技術をさらにレベルアップするとっておきのテクニックをお伝えします。それは、声を放出する際に、立場に応じて「声の音程」と「響きの音域」を使い分ける方法です。

部下をもつ立場になれば、ときには相手を叱り、励ますなど部下を支える「響き」が必要となります。状況によって変化をつける信頼される上司の響きで、リーダーシップを発揮していきましょう。

 

1. 中域は、部下から信頼される

音声の分野では「ラ」の音を中心として、ここを中域、その上を高域、その下を低域と呼んでいます。
一般に同僚同士は中域で話をしましょう。部下が上司に対して話すのも同様です。上司が部下に話しかける場合は、部下よりも低めの中域か低域を使うのがよいでしょう。そしてこの声の音程だけでなく、「響き」にも高低があります。

同じ音でも「響き」の音域を低くしたり高くしたりすることで、コミュニケーションの技術をアップすることができるのです。

声の高さだけでなく、「響きの音域」高域・中域・低域の3つの響きを使い分けましょう。

 

2. 3つの音感で部下のモチベーションをアップ

まず、ラの音を「中域」の響きで出してみます。次に、少し「高い響き」のラ、今度は少し「低い響き」のラを出してみます。この3つは「響き」の音域の高低はありますが、音符で表すと皆同じ「ラ」の音になります。この3つの響きの異なる「ラ」の音が出せるようになれば、コミュニケーション術にもっと磨きがかかります。

(1) 低域
落ち着いた印象を与えるのは低域の響きです。心を和ませ、癒す音域で、部下に信頼感を与えます。部下があせっているときなどは、考えを整理できるように落ち着いた低い響きを出してあげましょう。職場ではもっとも有用な響きです。

(2) 中域
分かりやすく安心させる音域です。ほめる場合などにも有用です。

(3) 高域
元気付け、高揚させる音域です。部下に緊張感がほしいときにも上司が低い響きを出すとゆるんだままになってしまいます。

その時の状況によって、響きを使いわけられるのが、部下に信頼される上司といえるでしょう。

 

3. 大きい声だけではダメ!

あなたが部下の声を聴いて「もっとやさしく話せないものか」「甲高い声でイライラする」「上司と話すときは別人みたいな声だ」と感じることがあるように、あなたの声も部下から評価されています。人は声に違和感などを敏感にキャッチします。目に見える外見よりも、声のインパクトは強烈です。自分の声をもっと意識してみましょう。

(1) 姿勢と声をリンクせよ
自分の姿を声にも映し出せる上司は魅力的ではないでしょうか。上司は声が大きければよいというわけではないのです。大きな声を張り上げるだけでは人を納得させることはできません。自分の姿とともに声の姿勢を意識していきましょう。

(2) 言いづらいことこそ良い響きで
人はどうしても言いづらいことは声が逃げてしまう傾向にあります。言いづらい事柄を意志のある響きで伝えた時、その人の人間性は大きくなっていくものです。発声の安定と明瞭さを意識していきましょう。中域と低域の響きを意識しましょう。

(3) 声の余韻を残してその場を去る
最後の余韻が次の挨拶に繋がります。低域・中域の響きを意識し、余韻を持たせます。

中域の響きをベースに状況に応じて使いわけていくことで、信頼される上司の響きを出していきましょう。

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