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ここは、声を通して本当の自分に還れる場所。ありのまま生きたい人はぜひ。


KEIKO TOMITA
富田 景子

もともとは受講生だったそうですが、パラに通ったきっかけは?

受講するきっかけとなったのは、ブレイヴォーパラの「あなたは本当の自分の声を聴いたことがありますか?」というキャッチフレーズです。私は常に自分探しをしていたので、「本当の自分の声」って何だろう?と気になりました。それに私、自分の声が嫌いだったんです。

自分の声が嫌いだったとはびっくりしました。

低い声が長年コンプレクスでした。「女の子はみんな声が高いのに、なんで自分はこんな声なんだろう」って。話す時には、緊張して喉がつまって息が浅くなるし、何を言ったらいいのか、言葉も出てこないこともありました。高校時代は不登校にもなりました。

嫌いな状態から、どうやって声と向き合うようになったんですか?

「自分の声が嫌い」と思いながらも、「そう思う自分が何だか嫌だな」とも思っていて、大好きとはいかなくても、好きになりたいという気持ちがありました。パラの体験レッスンで代表の楠瀬から熱いレッスンを受けて、ここならいいかなと思って入会しました。
私はすごく緊張するタイプで、緊張すると喉が絞まるような感覚がいつもありました。それがレッスンの中で、ストレッチして身体を緩めて声を響かせていく中で、「ああ、気持ちいい」と解放されていく感覚を味わえるようになって、あれよあれよという間に、気が付いたら3年目になっていました。

どうして受講生から講師になろうと思ったのですか?

パラでは、ボイストレーナーという表現じゃなくて、ボイストレーニングのインストラクターという紹介の仕方をしています。楠瀬から「『インストラクト』という意味は、『教える』じゃなくて『伝える』ということだからね」と言われたんです。「教える」はできないけれど「伝える」ならできるかもと思って、受講生と一緒にやる、という感じでやっています。

景子先生はミュージカルを勉強されていたんですよね?

はい、高校生の時にミュージカルを観て、「私もあれをやりたい!」と思ったんですね。もともと幼い頃からテレビを見ながら、歌ったり踊ったりするのは好きだったのですが、ちゃんと習ったことがなかったので、ミュージカルの専門学校に通いました。

それからどんな道を進まれたのですか?

実は高校3年生くらいから仲間とオリジナル作品を創って小さな劇場で演劇をやっていたので、それを続けながら、劇団のオーディションを受けたりしていました。結局、結果を出せずに自分で決めたリミットが来たので、いったんはあきらめたんです。
それから、母が亡くなって鬱っぽくなったんですね。何の気力もなくなって…。でも、しばらくして声を出したいという欲求が出てきた時に、パラと出会いました。

インストラクターとして、どんなことに気を付けていますか?

“正しい”か“間違い”かというジャッジをしないことです。レッスンをしていく中で、ジャッジすることにすごく悩んだ時期があったんですね。

ジャッジせず、どうやって教えられるのでしょう?

インストラクターが「あ―――」と身体で響かせてみせ、方向性を示すだけなら、ジャッジにはなりません。受講生の間違いを指摘するのではなく、本来の状態を私が引き出していけばいいんです。受講生それぞれの良さを生かし、いい響きが出てくる方向へ、「こっちだよ」と導いてあげる感じです。

景子先生がいい響きを出して、お手本になってあげる?

そういうことだと思います。楠瀬がずっと言っていることなんですけど、インストラクターが多くの言葉を使わずに、響きで導いていく感じです。そういう意味では、インストラクターの「あり方」が問われていると思います。

景子先生にとって理想的な自分の「あり方」とは?

ジャッジせず、何のものの見方も持たず、そこに「私がある」という状態です。自分のバリアを下げた、ニュートラルな状態とでもいうのでしょうか。私は、パラのインストラクターの他に、いくつかのツールを使いながら、皆さんが本来持っている能力や可能性を広げ、自分を知るお手伝いをするセッションや講座を開いています。そうした分野の学びを、パラでの「あり方」にも取り入れています。

何がきっかけで、そうした学びを始めたのですか?

かつての私は、セルフジャッジばかりしている、ダメ出し人間だったんです。でも、もうジャッジしたくないと思うようになりました。それで、「アクセス・バーズ」を受けたり、「アクセスコンシャスネス」を学んだりするうちに、今までの固定観念などが壊されて、思い悩んだり気にすることが減っていって、すごく楽になったんです。
「どんな自分にもOKを出す」という言葉は知っていたんだけど、「ああ、こういうことなんだ!」と分かるのに時間がかかりました。色々なツールで自分を知っていくうちに、同じドラマを繰り返している人たちは、それがやりたくてやっているんだと気づいたんです。

ドラマを繰り返すとは、どういうことなんでしょう?

自分の身に問題ばかり起きる人は、そうとは気づかずに、自分が望んで問題を創り出しています。でも、どうせ生きるなら本当の自分を生きたほうがいいと、私は思うんです。問題をもう終わりにして、本当に自分が生きたい方向へ向かう。そんなファシリテーションをしています。

景子先生がレッスンを通して受講生に持ち帰ってほしいことは何ですか?

「気持ちよかった」とか「ホッとする」という感覚を味わってほしいし、その感覚を覚えていてほしいです。生きている中でそういう感覚の時間が増えていき、いつでもそうなれるようになればいいなって思います。
そうする中で自信を取り戻し、「私、これでいいんだ」という状態になってもらえたら嬉しいです。

それができたら、すごく楽ですね。

楽になってほしいですね。生きやすく、楽に。

景子先生自身の「あり方」について話されていましたが、それ以外で理想的なレッスンとは、どういう状態でしょうか?

私がその理想の「あり方」で、みんなともつながっているし、場ともつながっている、みたいな感覚かな。

「場とつながる」とは、どういう感覚ですか?

空間に境目がなく、みんなと私とこのスタジオと、つながっている感じ、ということですかね。潜在意識というか、水面下でみんなつながっている。声を響かせたら、みんな共鳴していく。頭であまり考えていない。そういう状態が理想的です。

頭で考えすぎている人が、世の中には多いのでしょうね。

私もかつてはそうでした。パラに来たら、首から上で頑張っていた状態を、パチッと一回オフにして、身体と呼吸に意識を向ける時間を取ってほしいです。

景子先生にとって「声」とはどんな存在ですか?

私にとって声は最初は嫌いなものだったんですけど、パラのレッスンを続けながら自分の声を受け入れられるようになりました。とあるミュージカル俳優みたいに歌えるようになりたいという憧れがあって、ボーカルトレーニングに行くようになりました。そこで身体を変えていったりする中で、20歳の時にできなかったことが、40歳過ぎてできるようになってきているんです。自分の声をやっと認められるようになって、今では「相棒」という感じですね。
それに、声は自分の中身が現れるものかなと思います。人が持つエネルギーと声って一致していくんじゃないかな。だから逆に言うと、声を磨くことで、その人の持つエネルギーが拡大していくことになると思います。

インストラクターをしてきて、うれしかったことを教えてください。

受講生の方々がご自身で大切なことに気づかれた時。「今、こう思いました」と伝えてくれると、「おおー素晴らしい」とうれしくなります。レッスンの中で、こうやればいいんだということを自分で発見した時や、自己肯定感について何か気づいた時。そういう時、受講生の表情がパーッと明るくなります。
それと、「楽しかったです」と言われるととても嬉しいです。

ところで景子先生の趣味や特技は何ですか?

歌うこと、踊ること、食べること、舞台鑑賞、旅行。韓国のミュージカル俳優や舞台が素晴らしくて、ちょこちょこ韓国に通っています。

将来はミュージカルの舞台に立ちたいですか?

やれたらいいなって思います。インストラクターも表現者ではあるんですけど、自分で歌ったり踊ったりして表現したい欲求がすごくあるみたいです。ミュージカル以外でも何の形かは分からないけれど、表現していきたいと思います。

景子先生にとってBreavo-paraとは?

声を通して本来の自分に還るところという感じかな。本来の力を取り戻したり、生きる力が沸き上がってきたりする場所。
私自身が「本当の自分の声」って何だろうと思ってパラに入ってきました。そういうことに引っかかる私は、ずっと生きづらさを抱えていて、本当の自分を探していました。
「本当の私って何?」「私って誰?」という問いへの鍵がパラにあると思っています。パラに来る人たちは、そういう本質的なところに共鳴して来るのでは?と思っています。

Breavo-paraに、どんな人に来てほしいですか?

私みたいに声や話すことにコンプレクスを持っている人には、もちろん来てほしいですよね。それに、「何かを変えたい」「本当の自分を生きたい」「ありのままの自分を表現したい」という人たちに来てほしいと思っています。

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