LE RETOUR DE L'AGE D'OR / L'AFFAIRE LOUIS TRIO
(1988 / BARCLAY)
愛おしくてどこか憧れてしまうものってある。それがどんなにチープなものだったとしても。今月ご紹介するこのトリオは僕にとってそんな存在のトリオなのです。ラフェール・ルイ・トリオ、フランスを拠点に活動しながら世界各国のファッションショーの音楽を手がけています。とにかくお茶目でチープ、でもとってもおしゃれなのです。現在は4人で活動をしていますがこのアルバムはクリート、カール、ブロンコの3人で制作されています。何が出てくるかわからない、おもちゃ箱をひっくり返したようなサウンドはふと気が付くといろいろな街や空間が浮かび上がってくるのです。またそれがけして高貴な場所ではなく、路地だったりバーだったりするから面白いのです。
基本はラテン+ジャズ+映画音楽の要素をふんだんに取り入れたサウンドで出来ていて、どのトラックも爽やかに仕上げられていて仏ならではのエスプリの利いたアレンジが大人を躍らせてくれます。サルサ・マンボ・ルンバなど世界には素敵なビートがたくさん存在します。Breavo-paraでもそんなエッセンスも散りばめながら感じられるようなエチュードを制作してみたいですね。夜桜にラフェールなんていうのはいかがですか?想像しただけで幸せです。お奨めです。
楠瀬誠志郎
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