終わりは始まり

響塾のゆきです。

今年もこの季節がやってきました。
響塾の全員で綴るリレーブログが始まると、いよいよ響舞が本格的に始まった!という感じがします。

私が響塾の作品に参加するようになって、早4年目。そして、10年10作という壮大な流れの最後の1年となりました。

第10作目のタイトルは「ウカビナガサレテ」。

今まで身体全体の動きを使って表現する作品が続いてきたのですが、今回は原点回帰。「声の響き」だけですべてを表現していきます。

振り付けは一切ありません。去年のように毎回汗だくで筋肉痛に悩まされることもありません(あ、全身を使って歌っているので汗はかきます)。

振り付けがない分、ごまかしがきかず、自分のその時のコンディションや想いがすべて響きに出てしまう怖い作品でもあります。

改めて今、楠瀬先生から歌うこと、響かせること、伝えること、表現することについて、たくさんの教えを受け取って、それを自分の中に沁み込ませて、自分の身体と声を使って最後の作品を作り上げようとしています。

こんなに幸せで、贅沢で、豊かな時間はないなぁってレッスンに来るたびにしみじみと思います。

響塾の一員として参加した、7作目から10作目にかけての4つの作品は、私にとっての「起承転結」ではないかと感じていたけれど、この「ウカビナガサレテ」はまさに「結」にふさわしい作品です。

コンサートでいえばアンコールの最後、アルバムでいえば一番最後の曲。10年という壮大な流れの締めくくり。

だけど、終わりは始まりです。新しく始めるために終わりは来るのです。終わりが来るから新しく始められるのです。

やり残したことがないように、できることはすべてやり切って、すがすがしい気持ちで本番を迎えられるように、いままで生きてきたことのすべてに句読点の「。」をつけられるように。

そんなことを想いながら、残された愛おしい時間をしっかり味わっていこうと思う今日この頃です。

流れ流れていった先にはなにが待っているのか。ぜひ、私たちと一緒に体感しに行きましょう。

2019年3月10日(日)、ラゾーナ川崎プラザソルでお待ちしています!