贅沢なひととき

響塾のじゅんです。
響塾…数年前まで自分にとって憧れの存在。初めての響舞は観るだけのもの。しかも仕事終わりに遅れてきたので響塾の舞台しか見学出来ませんでした。しかしそれは今まで観てきたどの舞台とも違う、かなり独特なものでした。ステージの上に立つという経験が全く無かった自分には別世界のもの。まさか数年後に自分が響塾の舞台で演じているとは夢にも思いませんでした。

翌年、響舞で初めて経験したカピュムとパピュム。セリフも少なく、でも初めて味わうなんとも言えない緊張感。不思議な気持ち良さと楽しさ。スッカリハマってしまいました。それと同時に響塾の舞台を見て、改めてすごい事をこの人達は表現しているのだと感じました。2年、3年、4年と回数を重ねるたびに自分の中にもっと色々なことを表現してみたいという思いが芽生え始めて、少しずつ響塾が憧れの存在から目標へと変わり始めている自分がいました。ですから楠瀬先生に「一緒にやらないか」と声をかけていただいた時は、一つ夢が叶ったという思いでした。

しかし、実際に響塾のレッスンを受けてみると想像していた以上に難しい事に挑戦しているのだと感じました。楠瀬誠志郎(先生)というプロのアーティストに歌も振り付けもセリフも、自分達の為に全てオリジナルで作ってもらえる贅沢さ。それと同時に自分達が越えられるギリギリの高さの要求。必死になってついて行くのが精一杯の日々。今まで味わった事の無い貴重な時間がそこにはありました。響塾のレッスンを受けるまでこの作品が10年で10作品という期限がある事を知らなかった自分は、ギリギリの滑り込みセーフで参加させていただき大変有り難い思いでいっぱいです。今では、日々の生活が忙しいからと、つい疎かになっていた練習が、どんなにもったいない事をしているのかと気付かされる毎日です。こんな色々な思いが詰まったラストの舞台を出来るだけ、たくさんの方々に観てもらいたいと私は思います。